人は生まれてから死ぬまでどのくらいの時間をTVの前で過ごすのだろうか。
TVを見て笑うことや泣くことはTV以外の生活でそうすることの比率のどのくらいになるだろうか。
TVの幻想や情報がどのくらい自分に影響を与えているだろうか。
その幻想や情報をぬぐいきれるのだろうか。
TVが見る人の思考に制約を課しているとは考えられないだろうか。
その制約がすでにその人の思考の土台になっていると考えららるのではないか。
TVがないとどれほどの人が困るだろうか。その人たちは自らTVを操りTVに操られているのではないか。
そのどちらが強いのだろうか。
TVと麻薬は何がちがうのだろうか。空気とはちがうのか。
TVは友人だろうか、世話人だろうか。
TVほど時間を考えさせ、時間を忘れさせてくれるものがありえるか。
TVほど自分を考えさせ、自分を忘れさせてくれるものがありえるか。