唐変木!

ちょっと気になったことば。

 マンネリズは なんと、{Manner}「マナー」からの派生{MANNERISM}「マンナリズム」、つまり「型にはまった手法」から来ているのだ。どうでもいいけれども、飲んでるときにでもひけらかしてみよう。

 この間、黒沢監督作品の「どん底」を見ていたら、登場人物が「どこ行ってやんでい。この唐変木!」と言っていた。

 「唐変木」?辞書を調べたら「気のきかないやつ、まぬけな人」と書いてあったが、語源が書いていなかった。チャント書いとけ、このトウヘンボク!

 なんで唐にある変わった木が気がきかねーんだ。「木」だからって「気」が効くわけないだろ。「木」は「気」じゃないんだよ。「キ」が違うんだよ。あーーーー、それだから「キチガイ」?

 で、中国語では「有個三長両短」の意味は「万が一」だそうだ。なんで三が長くて二つになると短かくなって「万が一」になるのだ?説明を聞いたけどよくわからなかった。

 「蚊に刺された」というとき「蚊に食われた」という人がいる。ロシア語もバングラ語(バングラデュッシュ)も中国語も「食われた」に相当するコトバを使うらしい。英語もそうだ{bite}。

 言っておくが蚊には歯がないぞ。どうやってかむんだい?えーー↑(江戸弁風)

 ロシア語では「赤ちゃんがミルクを食べる」というらしい。中国語も同様らしい。まあ、赤ちゃんの主食だから「食べる」でもいいか… 見逃してやろう。

 この間ワードで「質問」という言葉を打ちたくて「ヒツモン」と何度打っても出てこなかった。キレかかっている時に「ヒツモン」ではなく「シツモン」であることが分かり、もっとキレてしまったぞ。

 以上、最近、コトバについて「へー」と思ったこと。