オーナー変わって味が落ちたそうだぞ、伊村君。

 いよいよクライマックスです。

 疑材変更説
 興抄醗?躰職説
 型轡ーナー悪人説

 記境靴、次々に否定されました。おっと、靴呂泙世任靴燭覆◆新しいオーナーは悪人に決まっているというオーソドクスな考えなんですが、そこには旧オーナー、または旧店舗への愛着が見え隠れしています。そして、自分の味覚の完全性をも心理的に内包しています。
 
 ここの店はおいしいと思った。何回か通った。数ヶ月、数年行かなかったら、風のうわさでその店のオーナーが変わったことを聞いた。何回か通った店の変化に自分がかかわっていないことに何かしらの関係をつけたいと考えた。

 確かに私はあの店に通ったと。あの店に食を通してかかわったのだと。 

 アナタはその店の関与者として発言したくなります。靴呂修鵑平佑凌瓦涼罎農犬泙譴浸妻なのです。
そして、これなしには靴聾譴蠏僂れません。

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 そうです。これなのです。結局のところ、機↓供↓靴廊犬あって成立する(メイクされる)ものなのです。自分はこの店に関与していたが、自分の知らないところで変化が起こった。それは許せない。自分の知らないところでの変化は悪いものに違いない(根拠なし)。そして、以前自分はこの店に関与したことを第三者に知らしめたい。

 あそこさー前はうまかったけど、オーナー変わってまずくなってさー、もうだめだねー  

 これを聞いた第三者はこの発話者がこの店に関与していたと認めることになります。そして第三者は旧店舗の味をもはや確認することはできません(そこがネライ)。素直に発話者の言を受け入れるのみなのです。殺し文句ですね。

 これからもこの文句は何度となく聞かれるでしょう。これ、日本だけじゃありませんよ。タイ、マレーシアでも聞きました。やっぱりー人間なんですね。