差異の国日本

 一言、気持ち悪いですね。みんな、みーーーーんな、マスクマン。いろんな差異のあるマスク。

 マスクしないと、お子様はいじめられる。大人は肩たたきにあう。奥さんは奥様から侮蔑的視線を受ける。子どもは同じ学校に通う学生から「ばい菌仮面1号」と名づけられる。駅員は乗車客に殴られる。乗車客は細い目をもっと細くさせた目で睨まれる。店員は客に出した水は飲んでもらえない。犬は保健所送り。ネコはコタツで丸くなる。外来種のカメは川に放流…

 歯医者でもマスクをしながらするらしい。銭湯もマスクなしの方お断りの看板。マスクをあしらったコーディネートが大はやり。レストランマナーにマスクをしながら食事するエティケットが加わる。

 マスクって以前は暴走族だけがするものだったんだけどなあ、ハーケンクロイツのマークの入った。


 やっぱり日本は江戸時代からなにもかも変わりませんな。八っつあん。

 人と違うことを極端に嫌い、人との0コンマ単位の差異に目を光らせ、コンマが左にひとつづれると存在の炎上。そのコンマ左づれはTVからの影響。

 親切と弱さからくる優しさの違いが未だわからない・・差異なのに。うん?もっと広いからわからないのか?優しさって何?どう見ても上から目線。「地球にやさしい」て???

 ボランティアという名の感情的圧力団体。これも差異コンマ左づれの存在に対しての。忙しいのにそんなヒトいじめしなくてもいいのに…勤勉だなあ。やっぱ小学生のとき学級委員だった?

 でも差異の差異は脅威にならない(敵の敵みたいなもの)ため好感を持とうとする(弱さから来る優しさ:「甘え」とも)。ところがもう1つ差異が加わると一夜にして攻撃の対象となる。そしてそのうち飽きる。その繰り返し。

 今日もやってますね。

        好奇心は恐怖心のみ抑えられるものらしいが、わが母国では

      好奇心のない恐怖心がヒトを動かしている。はいここでコマーシャル!