上のタイトルを見ただけで、普通の母語話者は
この人は「悪ではない」ことを言おうとしていることが
わかります。
語学教師は学習者に暗記しろと言いにくいんですよね。
なんか仕事を放棄しているようで。でも、時には声を高らかに
「暗記は大切なのだ。エヘン」と言ってもよろしかろうと思うわけです。
ちょっと加工されている会話文なんか、本当の会話じゃないから、
無意味だと主張する方もいらっしゃるようで、そのお方がおえらい大学の教授様だと
みんなふむふむとなっとくしているような気分にさせられます。
教えている側は歳を取っている人が多いというのも「暗記悪性」説の下地になるんだろうなあと
想像されます。歳をとるとただの暗記ぐらいにつらいものがないので。
でも、考えるとその反対の全てにおいて説明し尽くすことができるのだとは
誰も、ましてやお天道様もお考えじゃない。
だから、折衷というところに話が落ち着きます。
で、課題として、
①暗記しなければならない項目。
ⅰ文脈からませ ⅱ文脈要らず
②暗記が必要ではない項目。
フィラーなんかそうじゃないかな
③任意の項目(暗記得意学生のため)
以上の3つですが、自動詞・他動詞なんかペアで覚えさせられるけど、実際脳の中では
違うファイルに入っていそうだから綿密に調べ上げなければなりません。