私を手伝う

①A:手伝いましょうか?
 B:私はいいから、田中さん、手伝って。
 
 上の会話のBは「田中さん(を)手伝う」ですね。下の文は学生の発話です。
でも、どうも下の「私を手伝う」は引っかかりますね。
 
②(兄は)もし問題が会ったら、すぐ私を手伝って助けたりします。
 
「助ける」は「を」がOKですけどね。精神面でのhelpは
「手伝う」が使えないのはわかりますが…。
授受表現「てくれる」を使うと若干許容量が上がりますね。
 
③兄は時々私を手伝ってくれます。
 
「私の勉強を」にするともっといいですね。
基本的に「手伝う」は「コトを」なのかなあ。
③からいえることは①の場合は文脈上「コト(仕事内容)」は
わかっているから使えると解釈する。で、②は具体的なことが見えてこないから
使えない、となるのかなあ。