わかったような…

 オートノミー、アセスメント、キャンドウ、プロフィシェンシー、タスク、ストラテジー、ポライトネス、フェース…
 
これ全部日本語教育の新しいお言葉です。
これらを使うと、なんかわかった気になります。
 
たとえば、オートノミーを「自学習」、アセスメントを「評価」としては
ダメだそうです。漢字のほうは手垢がついいているからだそうです。
ですから、わざわざ2ページぐらい使ってカタカナのほうを説明しています。
 
そんなことするんなら、漢字のほうを専門的な意味として説明したほうが早いのですが…。
 
いっそのこと、英語をそのまま表記したほうがいいのでは。
autonomy,assessment…
こちらのほうが、「私たちはヨーロッパから借りてきたお経を使っていますよ」と
公言できるのに。
 
そう考えると、カタカナ使うのは自分たちが考え出したように若干でも見られたいのでしょうか。
 
しかしながら、これからもますますますますカタカナ日本語教育コトバが増え続けるのは間違いありません。