それからパート2

自分がメルシンじゃなく、ジョーホー・バルにいることがわかり、
 
タクシーの運転手に急きょ、安宿のある所へ行ってもらった。
セントラルホテルRM145に泊まった。バスタブなし。
シンガポールの番組がクリアーに写る。でも、
 
ゴキブリがやたらと出没。
 
この界隈は『地球の歩き方』を見ると危ない場所らしい。
 
夜、コンビニの前に人だかりがあるから、覗いてみると、
コブラを持ったおじさんが盛んに何かしゃべっていた。
こういうのには必ずサクラがいるので、それを見破ろうと
1時間も立っていた。一人しか見つけることができなかった。
それにしても、こんなインチキな物でも買う人がいるのに驚いた。
 
朝食のビュッフェは品数が少ない。それに従業員の愛想がない。
おはようと言っても、どうして私に!の目で見られた。
 
もうメルシンになんか行きたくなくなったので、帰ることにした。
でも、その前に、新しくできたアウトレットの店にでも顔を出すかと思った。