常勤、非常勤

日本語教育だけじゃありませんが、常勤、非常勤と言う言葉があります。

つまり、正社員とアルバイト、パートの違いを表したものです。

国内の日本語学校は非常勤で持っています。いつでもくびがきれるように。

大学でも独立採算制になって、若手の語学教師を非常勤で雇い、教授連の給料を確保しています。

海外で、は非常勤は少ないですが、現地採用でほぼ契約社員が中心です。

つまり、常勤の契約社員です。

日本人はマズロー欲求の階層でいうところの「愛と所属の欲求(親和欲求)」が強く、契約社員でもこの大学の一員なのだと思いたがります。作らなくてもいい名刺なんかも自腹で作る人が結構います。

それで「私は○○大学の山田です」とか誇らしげに言います。学校のよっては、うーんブラック、な所もありますね。機関にとっては使いやすい人種です。

まあ、自分がそこで適応できないと、すべてを否定するのも日本人ならではです。「所属の欲求」の裏返しなのでしょう。