戦略的日本語拡充計画

日本語は世界各地で学ばれている。母語話者も1億2千万人はいる。

 しかしながら、日本の少子化のため母語話者が減り、それに伴い経済力が落ち日本語を勉強しようと思う外国人も減っていくかもしれない。

 だから、だから今のうちに、否、今こそ戦略的日本語拡充を図らなければなるまい。

 今でも国際交流基金がそれをやっている。が、十分だとはいえない。もっとお金をかけるべきである。

 日本の中学校や高校がやっているようなALTのような無駄遣い(ほとんどが小遣い稼ぎで旅行気分の白人)は即刻やめて、非母語話者の日本語教師の養成に費やすべし。

 もちろん、正規の日本語教師になったら生活を保障しなければならない。

 コトバだけでは持たないので日本語の付加価値を付けなければならないだろう。どうするか。いくつかある。日本製品の全てを日本名にする。日本車のほとんどが英語か西洋語の名がついている(意味もわからず、ただ単に「聞こえ」のよさのため)。ダメダメ。

 次に、映画の明示的な進出が必要である。ハリウッドのみではない。香港映画やインド映画のテロップに必ず日本名がなければならない。エンターテインメントと日本語をつなげるのである。

 そして、マンガを学問の領域に上げる。マンガの大学、大学院の創設。学問的見地からの協会の設立。

 最後に、日本人の若者を1年ぐらい海外に行かせることである。アメリカ以外のところが良いネ。「かわいい子には旅をさせろ」。特に日本人女性は世界では一部ブランド化している。そのまま現地で移住しても良い。彼らは知らず知らず日本をアピールしてくれるだろう。

 以上の4つを確実に実行すれば日本語の、そして日本の価値が高まること間違いない。アメリカでは中国語学習が日本語を抜いてる。「数だけで勝負」の中国語に負けてなるものか!(でもなあ、中国語簡単そうだなあ…)