ただ「生きる」の妙

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 寂れた町、だが、金だけはしこたまためこんでいる町のある店の店先のネコ。起こしてしまいました。

いいでしょ、この眼。

寝る、食べる。散歩する、交尾する。身体的な危機は車とバイクだけ。


「ただ生きる」です。

人はというと、そソレデイイノダとも知らされないまま、何人の人間が死んだことか。

あなたは人のため、地球のため、奥さんのため、子供のため、上司のため、それをひっくるめた自分のために何をしなければならないか、よーーーく考えるのです、と日に陰に言われ続け、それが自分なのだとおもい、…ただ生きるを忘れていませんか(『徹子の部屋」より・・ウソ)。

なんか、教訓じみたことがあると、反対するにも同感するにも脳をめぐらす、無意識的回路が出来上がっている自分に「疲れるなあ」とも思わない。順応型操り人形。

操り人形は自ら吊り下げられ、いかに操っている人に順応かでその存在価値が問われる。

自分につけられた糸は怖くて切れない。このネコと代われたら、きっと幸せになれるだろう(『王様とこじき』…ウソ)。