shadowingというのは聞こえた音声を少し遅れた間隔で
なぞって言う訓練方法で、同時通訳の訓練から始まったそうです。
シャソーイングは話す能力と聞く能力が高くなることが知見で分かっているとなっています。
それも語学が弱い学習者に顕著に現れるということです。
シャドーイングは i-1のレベルがいいと言われています。自分実際の能力(i)より少し低い
音声(-1)の物がいいとのコトですが、学生のよってはi+1の方が効果があるとの知見もあります。
シャドーイングは語学の王道だという人もいて、私も3年ほどいろいろと学生にさせているんですけど、
どうもなあって感じです。
「パブロフの犬といっしょにするな教授法」最盛期のころを思い出します。
この方法がいい!、他のやり方は悪い!というようなことが盛んに言われ20年経つと
誰もなかったかのような扱いされてます。
まあ、シャドーイングは消えることはないと思うんですけど、
これだけ!みたいのは誰も言わなくなると思います。
そんなものあるはずがないのだろうけど、でも、だめですね。目の前のエサに
飛びついてしまう。それが語学を生業としているもののさがなのでしょう。