ここでの交渉は田中くんがやらねばなりません。
あくまでもあくまでも田中くんの思いつきということで。
「オレ、その授業出てないんだけど、おもしろいの、そんなの」
と言い、女の子を見、イトーを見る。
「いいよねえ」とイトー、女のことを見ながら、
「つまらないけど」と。
田中くん、つっこまない。わすれたのか、敢えて、か?
女の子たち、顔を見合わせ、なんとなく同意。
「じゃ軽く打ち上げやろか。あっ、コイツ悪いやつじゃないから。書道やるぐらいいいやつだか
ら。書道やったことある?つまらないよ~~」
イトー「いやいやつまらなくないから」
続き~